雪の回廊を通り抜けると、小岩井農場で間近に見えた岩手山を別の角度から見ることができました。また、山の稜線が目線の高さに見えるなど、だいぶ標高の高い場所を走っていることを感じました。
どんどん山頂方面へ車を進めると途中で工事をしている箇所があり、信号機が設置されていました。
付近に作業員と思われる方が立っていたのですが、雪の高さが人の背丈の2倍以上あることがこの写真からも判るかと思います。
工事作業を行っている場所から車で2~3分走らせると山頂付近に到着しました。
駐車場には県外ナンバーを付けた車が多く止まっていて、観光客の方たちは気温が3℃ほどで風の強い中、高く積み上げられた雪の上を歩いていました。
駐車場から数分ほど坂道を歩くと岩手県と秋田県の県境があり、付近にはレストハウスなどがあります。
強い風と寒さでレストハウスの中に入り、ストーブが炊かれている暖かい室内で少し体を休めて、お土産などを購入して、再び車を止めた場所に戻る途中で傾斜のある雪原の上を動いているものが見えました。(写真の真ん中に見える植物が生い茂っている場所のすぐ左です。)
ズームしてみるとストックを手にして雪原を登っている人でした。
八幡平では山スキーで訪れる方も多いとのことで、晴天の中で遠くの山々を見ながら滑るスキーも楽しいだろうなと思いました。
再び車を走らせ、秋田県仙北市へ入りました。
このあと少し走った後、Uターンしたのですが、写真に写っている標識では十和田湖まで80km、田沢湖へは69kmと表示されていて、この周辺は温泉も含めて観光地が多く、夏場になると多く人も訪れる場所であることを改めて実感しました。
再び、秋田県仙北市から岩手県八幡平市へと入り、行きとは違うルートで雪の回廊を通りながら山を下りて行きます。