仙台駅から電車に乗り、約25分ほどで仙台空港ターミナルビルに隣接する仙台空港駅に到着しました。駅には8月に仙台で開催される七夕をPRする色とりどりの七夕飾りが吊り下げられていました。
空港ターミナルビル内に入り、早速手荷物検査を受けて、搭乗待合室に入りました。
既に新千歳空港行の飛行機が出発のための準備をしていました。
しばらく待合室で時間を過ごして、いよいよ搭乗開始のアナウンスがありました。
これからANA723便に搭乗し、新千歳空港へと向かいます。
多くのお客さんを乗せた飛行機は、エプロンより滑走路へと入り、力強いエンジン音を轟かせて離陸しました。
雲の間を抜けながら飛行機は上昇し、まもなくしてシートベルトサインが消灯しました。
カメラを手に窓の外には何か見えるかな~と思って見ていたら、太平洋に突き出た宮城県牡鹿半島と
牡鹿半島のすぐそばに浮かぶ
金華山が見えました。
金華山は島全体が黄金山神社の神域となっていて、島に生息するシカは神の使いとして大切にされています。毎年10月にシカの角切りが行われ、多くの観光客などで賑わいます。
宮城県の沿岸部を飛行しながら次第に内陸部へと入り、次第に雲も増えてきました。
機内サービスでいただいたホットコーヒーを飲みながら窓の外の様子を楽しんでいると、同じく北へ向かう飛行機がこちらのスピードよりかなり速く進んでいく様子を見ることができました。
北へ進むにつれて雲の様子が少しずつもこもとと盛り上がり、夏によく見られる雲が多く現れてきました。
夏らしい雲が広がる中、もこした雲が飛行ルートの近くまで近づいたりして、比較的近くで迫力ある様子も見ることができました。
地上の様子は雲によってほとんど見ることが出来ませんでしたが、仙台空港を出発して1時間ちょっとで新千歳空港に着陸しました。
新千歳空港からはバスに乗り、札幌市内へと向かいます。