再び萩旅行記に戻ります。
笠山で、
ヤブツバキの群生林と全国各地の市町村でそれぞれの街の木に指定されているたくさんのツバキを見ることができました。
探検した気分で群生林から抜け出すと、目の前には穏やかな海と遠くに島が見える景色が広がっていました。
海辺の景色を楽しんでいると、漁船が勢いよく進んでいる手前に岩場があり、よく見るとウミウと思われる鳥が止まっている様子を見ることができました。
笠山でしばらく時間を過ごした後、今度は萩市出身の長州藩士で思想家などであった吉田松陰を祀っている
松陰神社へ向かいました。
松陰神社には立派な鳥居があり、鳥居をくぐると吉田松陰とこの年の干支である虎が描かれた大きな絵馬がありました。
境内は石畳ときれいに手入れをされた木々のあるとても落ち着いた雰囲気で、観光客もありまいなかったため静かに境内を散策することができました。
こちらの神社には、吉田松陰が講義した有名な松下村塾の建物があります。
きっと萩を訪れた方は、松下村塾をご覧になったりしているかと思いますが、この時自分は松下村塾のことは知っていましたが、建物が境内にあるとは思わず、ただ境内の景色の良さに感心しながら散策していました。(笑)
松陰神社の近くには、初代総理大臣として知られる伊藤博文の旧宅がありました。
伊藤博文も山口県の出身で9歳の時に萩に移り住んでいます。
こちらの建物は国の指定史跡にもなっていて、かやぶき屋根のとても歴史を感じる建物でした。
日本の初代総理大臣となった伊藤博文が14歳から28歳まで過ごしたお家にはいろいろな思い出が詰まっているのだろうなぁ~と思いました。