橿原市今井町で落ち着いた街並みを見てすっかり心も落ち着き、のんびり散策していましたが、次に訪れる街ー移動しなくてはならないため、もう少し居たい気持ちを押さえて次の街へ向かいました。
車で50分ほどかけて、奈良県西部の大阪府と接する葛城市という街に到着しました。
こちらの街には
當麻(たいま)寺という7世紀に創建され、中将姫の蓮糸曼荼羅伝説で知られるお寺です。
早速、お寺近くの駐車場に車を止めて、お寺の中に入って見ることにしました。
最初に仁王門と呼ばれる18世紀中頃の建造といわれる大きな門がそびえ立っていました。
見るからに怖い仁王さまが門を守っていました。
仁王門をくぐり、境内に入ると国宝に指定されている日本最古と呼ばれる梵鐘がありました。
境内には、国宝の弥勒仏坐像が安置されている金堂や1161年に建造されたといわれる国宝の本堂(曼荼羅堂)など重みのある仏像や歴史のあるすごい建物ばかり建っていました。
いろんな建物を見ながら歩いていると、冬ばたんと書かれた看板がありました。
実は、そのぼたんを写真に収めようとこのお寺を訪れました。
當麻寺についてよく知らなかったのですが、訪れてみるととても歴史のあるお寺で、国宝級の建物がいくつもあったりするすごいお寺だったということを知りました。
さらに歩いていると三重塔が見えました。
こちらは西塔と呼ばれる平安時代に建てられたものでこちらも国宝に指定されています。