歌志内市で美味しい食べ物を食べ、石炭産業で栄えた古き良き時代の建物などを見た後、歌志内市のお隣のこちらも石炭産業で栄えた街である赤平市に向かいました。
悲別ロマン座から車で5分ほど走ると、道路脇に大きな建物と櫓のようなものが見えました。
道路上には建物を示す看板があり、どうやら炭鉱の跡のようでした。
車を止めて建物の脇にある案内板を見ました。
ここの炭鉱は、1994年まで採炭が続けられていてこの建物などは1963年(昭和38年)に建てられたものとのこです。櫓の高さが43m以上あり、地下へ延びる立坑と呼ばれる縦長のトンネルのようなものが深さ650mまで達していたそうです。
現在は閉鎖されていてひっそりとしていましたが、こちらの炭鉱は昭和13年から大規模な石炭の採掘が行われ、今から20年近く前まではたくさんの方が働き、機械の音などが鳴り響き、活気づいていたのだろうなぁ~と思いました。
今は石炭産業が盛んだった頃の遺産として残されているようで、これからも日本の産業を支えたこのような施設は大切に残していって欲しいなと思いました。