伏越港で北木島行きのフェリーを見送り、どうしても行ってみたいと思った公園を探しに港近くの道を行ったり来たりして何とか公園への入り口の道を見つけました。
細い坂道を駆け上がっていくと公園がありました。
古城山公園という標高が70mほどの小高い山の上にある公園です。
この場所に瀬戸内海で勢力を誇った村上水軍の一族が室町時代に笠岡城を建てました。
その後、いくつかの武将がこのお城に入り、江戸時代に岡山県内の別のお城へ移住したため笠岡城は廃城となりました。
今では城の跡など判るものなどもなく、神社が建てられたりしていました。
お城が建っていた場所だけあって、見晴らしもよく笠岡の街並みが間近に見えました。
公園内を散策しているとさらに小高い場所があったので上ってみることにしました。
ややきつい傾斜の階段を上ると、テーブルとイスがあり見晴らしの良い風景が広がっていました。
田園風景と瀬戸内海に浮かぶ島々の様子や山々と笠岡の街並みが見えました。
また、公園内にはおサルさんが一匹だけ檻の中に入っていました。
一匹だけで寂しそうな感じがしましたが、とても可愛いおサルさんでした。