高千穂バスセンターで停車し、お客さんを乗せてバスは再び走り出しました。
バスは高千穂町から五ヶ瀬町を通り、熊本県山都町へと入りました。
延岡から高千穂までは川沿いに標高の高い場所を走りましたが、熊本県へ入ると風景が変わって、遠くに阿蘇の山々が見えていました。
山都町から高森町へと入り、観光交流センターという施設がある場所でバスは止まり、ここで一旦トイレ休憩と入りました。
みなさん、トイレに向かう方や外の空気を吸うために車内から出られた方など、短い休憩時間の間にそれぞれ時間を過ごされていました。
自分は夕陽に染まる美しい桜の木が目に付いたので、桜の写真を撮りました。
写真ではわかりづらいのですが、風が吹いてたくさんの桜の花びらが散っていてとても幻想的な光景でした。
延岡市内では既に葉桜となっていましたが、阿蘇の山々の麓にあるこの地方ではまだまだ桜が美しく咲いていました。
バスは熊本市に向けて再び走り出しました。
途中、畑やビニールハウスが見える風景だったり、進行方向に壁のように立ちはだかる山々が見えたり、風力発電の大きな風車が並んでいる風景を見たりとここまで長い時間バスに揺られてきましたが、疲れることなく風景を楽しむことができました。
いろんな風景を楽しんでいると熊本空港が見えて、ターミナルが場所へと入っていきました。
ターミナル前にある停留所に停車しましたが、乗り降りする方がおらずバスはすぐに出発しました。
空港を出発したバスは熊本市内へと入り、次第に交通量も多くなり、夕方のラッシュ時間帯とぶつかり終点の熊本交通センター近くまで進むと渋滞でなかなか進むことができませんでした。
でも、定刻より少し遅れただけで熊本交通センターに到着しました。
延岡から4時間弱のバスの旅は初めて見る風景ばかりでとても楽しむことができ、疲れもなく、辺りが真っ暗になった熊本の中心街から宿泊先のホテルへと向かいます。
ホテルに向かう途中歩いていたらライトアップされた美しい熊本城を見ることができました。