旧国鉄時代に廃止となった小松島線小松島駅の跡地は、
小松島ステーションパークとして市民の憩いの場となっています。
開業当時の駅を復元した建物や蒸気機関車などを見ることができ、また遊具も蒸気機関車などを模っていて、大人から子供たちまで楽しめる場所でした。
これらの場所は、
SL記念ひろばと呼ばれています。
この広場を後にして、公園の遊歩道を歩いてみました。
木々に囲まれ、色づいた葉の木もあり、秋の遊歩道を歩いてみてとても気持ちよかったです。
歩いていると、ワンちゃんをお散歩させている方やジョギングをされている方などもいて、みなさん思い思いに時間を過ごされていました。
この小松島ステーションパークには、SL記念ひろばの他に
狸ひろばと呼ばれる広場があります。
なぜ、狸ひろばがあるのだろうと調べてみると、この小松島には狸にまつわる民話があり、その民話をベースにジブリ映画の作品である
"平成狸合戦ぽんぽこ"も作られました。
その作品に出てくる
金長たぬきが小松島の狸だそうです。
公園には可愛い狸のオブジェや水飲み場などもあり、見ていても楽しい気分になりました。
可愛い狸のオブジェを見ていると、ベンチの先に赤い提灯を持った大きな金長たぬきの銅像がありました。
狸の銅像としては世界で最も大きいらしく、近づいて見るととても大きくて迫力がありました。
こちらの銅像の後ろには滝があり、銅像の前で手を叩くと、音に反応して滝が流れる仕組みになっています。