仙台から約3時間ほどで盛岡へと到着しました。
盛岡バスセンターからは、八戸行きの高速バスに乗車します。
八戸行きの最終バスに乗り遅れたら大変だと思い、道路状況や気象状況を考慮して仙台からは1本前のバスで盛岡まで行ったので、八戸行きのバスまでは約1時間の待ち合わせがあります。
ちょっとの時間を活用して、バスセンター付近を散策しました。
バスセンター近くにはホットライン肴町と呼ばれるアーケード街があります。
アーケード街の中は、年末商戦ということでお店にはのぼり旗が飾れていたりして、市民の方や冬休みに入ったため学生さんなどがたくさんお店に立ち寄ったりしていました。
アーケード街の近くには、レンガ造りの歴史ある建物が建っています。
明治44年に建てられた建物で、現在は岩手銀行中ノ橋支店として現役で活躍しています。
盛岡銀行本店として建てられ、レンガを約91万個使用されています。
現在は中ノ橋支店ですが、昭和58年までは岩手銀行の本店として使用されていたそうです。
現代的なビルが建ち並ぶ盛岡の街に、一つだけ明治時代の面影を残す西洋風の建物が元気に建っています。
レンガ造りの岩手銀行中ノ橋支店のそばには、中津川と呼ばれる川が流れていて、河原は真っ白な雪に覆われていました。
中津川に掛かる橋を渡ると、すぐそばに
岩手公園があります。
ここの公園は、不来方(こずかた)城と呼ばれた盛岡城の城跡が現在は公園として整備されています。
公園の入り口付近では工事現場があって、真っ白いフェンスで覆われていました。
そのフェンスにいくつかの幼稚園児が描いた絵が展示されていました。
殺風景な工事現場のフェンスに、子供達の描いた絵がとっても周りを和ませてくれている感じがしました。
子供達の描いた可愛い絵を見た後、公園内を散策しました。
この時の気温が4℃を下回っていて、北風が強い中、公園内は誰もいなくてひっそりとしていました。
中津川の川沿いに面したベンチに座っている人もいなくて寂しそうでした。