函館駅を7時ちょうどに出発した特急スーパー白鳥は、青森方面に向けて快走しています。
津軽海峡に朝日が輝き、次第に周りも明るくなってきました。
海沿いや積雪のある山間部を通り、再び青函トンネルへと入りしばらく暗闇の世界となります。
暗闇のトンネルを抜けると青森県へと入ります。
青森側も山間部を通り、積雪もかなりありましたが、天気は比較的良く青空も広がっていました。しばらく山間部を走ると車窓から海が見えてきました。
津軽半島と下北半島の間に位置する
陸奥湾です。
ここ陸奥湾では、青森県が誇る海産物である
ホタテの養殖が盛んです。
青森産のホタテのほとんどがこの陸奥湾で育てられています。
写真は、朝日が輝く陸奥湾と漁をしているたくさんの漁船です。
陸奥湾を車窓に見ながらしばらくすると青森の街並みが見え始め、函館を出発して約1時間50分ほどで青森駅に到着しました。
青森駅はみなさんご存知のように、青函トンネルが開通する前は函館と青函連絡船で結ばれていました。
上野や大阪方面から到着した列車から青函連絡船の乗り場まで長いホームを海手に歩いて向かいました。きっと、このホームを歩いて青函連絡船を利用された方も多いかと思います。
写真は、青森駅のホームの様子です。とても長いことがわかります。奥に以前は青函連絡船の
乗り場がありました。
青森駅の長いホームを通って駅改札口へと向かいます。
ホームから改札口までも長くて、しばらく歩きます。
この時間帯は通勤や通学の人達のピークが過ぎたため、通路にはほとんど人がいませんでした。