現在、台風11号が北上し、各地に大雨や強い風をもたらしていますが、しばらく雨や風の影響が出ますので外出する際にはどうぞお気を付けいただきたいことと、これ以上被害が出ないことを祈るばかりです。
では旅行記を続けます。
徐福公園で徐福さんのことについて学ぶことができ、さらに公園内のガイドさんと山形の話で盛り上がりとても楽しい時間を過ごすことができました。
公園を後にして、車で10分ほど移動したむ場所にある
熊野速玉大社を訪れました。
熊野速玉大社は熊野三山の一つで、全国数千余りの熊野神社の総本宮となっており世界遺産の一部となっています。
車を駐車場に止めて、厳かな気持ちで参道を歩きます。
参道を歩いている国指定天然記念物と書かれた表示板のある大きな木がありました。
この木は平安時代の武将であった平清盛の嫡男で熊野三山造営奉行であった平重盛が社殿の落成に合わせて平治元年(1159年)に手植えされたとされる梛(なぎ)が850年余りの歳月をかけて、幹回りが約6m、高さが約20mの大木となり今も生き続けています。
歴史を感じる梛の大木を見ながら神門と呼ばれる門のある方向に向かいました。
神門は朱色が映え、大きなしめ縄が飾られていました。
神門の左右には、虎と思われる動物と馬と梅が描かれている透かし彫りが飾られていました。
神門を抜けると鈴門(れいもん)と呼ばれる建物や拝殿があり、拝殿にも長さが3.6m、直径50cm、重さが約150kgもある大きなしめ縄が飾れていました。
最後に、境内にある世界遺産と刻まれた石碑をパチリして熊野速玉神社を後にしました。