真っ白なつつじを見ながらお弁当を広げて食べている方やのんびりベンチに座ってつつじを観賞している方など公園内は、とてものんびりしたムードに包まれていました。
こちらの公園は、公園内にある案内板によると、戦国時代この地の土豪であった野呂氏の住居跡があったといわれ、明治17~18年頃にこの場所を公園にしようと地元の住民のみなさんが池を掘ったり、松の木などを植えて松ヶ池公園と呼んだのが始まりで、その後市内の旧家の方から白つつじの木を譲り受け、さらに近郷から白つつじの古木や苗木が集められて、今の白つつじ公園と呼ばれるようになったとのことです。
こちらの公園には約3,000株の白つつじが植えられ、その中には樹齢が750年余りの白つつじもあるとのことです。
案内板を見て、公園の歴史を学びましたが、時間があまり無いため公園内を駆け足で散策しました。
東屋や噴水、池などが整備されていましたが、それらの周りにも真っ白なつつじが主役となり、まるで雪景色を見ているような気分になりました。
これだけの真っ白なつつじを見るのは初めてで、時間がほとんど無い中無謀な計画でこちらの公園を訪れましたが、訪れた甲斐がありました。
真っ白な雪景色のような白つつじを目に焼き付け、山形市に戻るため再び、長井市役所まで走って向かいました。
何とかバスの発車数分前に到着し、ぜぇぜぇ~いいながら待っていると山形市に向かうバスがやってきました。