沓形岬に到着し、間近に見える利尻富士やお隣の礼文島が見え、とても景色のいい岬でした。
岬には国内や海外の街までの距離が書かれた看板がありました。
一番近い礼文島までは約12km、サハリンまで約108km、東京は約1045km、鹿児島までは約1750kmもあり、ずいぶん遠くまでやってきたなぁ~という実感が湧きました。
こちらの岬には、この周辺の出身で昭和初期から戦後にかけて活躍された作詞家の時雨音羽さんが作られた♪出船の港という歌の歌碑が海に面した場所に建っていました。
青い海が広がり、天気も次第に青空が広がって気持ちの良い秋の利尻島を旅していますが、利尻富士だけは雲に覆われ頂上付近を見せてくれません。だんだんともこもこした綿飴のような発達した雲が掛かり、いつになったら美しい景色を見せてくれるのでしょう。
岬周辺を散策しているとマンホールの蓋を見つけました。
この土地の有名な利尻富士や利尻昆布がデザインされていました。
しばらく沓形岬で時間を過ごして、稚内からフェリーで到着した鴛泊港に向かいます。
島の海岸線を通って島を一周したことになります。
鴛泊港に向かう途中で自転車道を発見しました。
草原の中を一本の道が通り、時間があって暖かい季節だったらのんびり自転車に乗って島を巡ってみるのもいいのかなぁ~と思いながら自転車道を眺めました。
自転車道を見た後、5分ほど車を走らせると頭を隠していた利尻富士が少しずつ見えるようになってきました。